私が台湾で一番好きな場所は嘉義なんです。
『KANO 海の向こうの甲子園』この映画が、すごく心に残ってて、もしかしたら映画のセットとか残ってるんじゃないかと思って、高雄から嘉義まで特急に乗って行ってみました。高雄駅で特急の時間は前日に確認していたので、スムーズに行けましたよ。新幹線の方が早いのですが、台湾の新幹線の駅と、ローカルの駅は離れている場合も多くて。
台北からですと新幹線の方がスムーズに行けますね。
台湾は、九州と同じくらいの大きさだから新幹線移動も困難ではないのです。私はこの時は特急列車で行きました。嘉義って台湾の穴場スポットですよ。
ひとり旅だったので起きて車窓を観ていました。残念。
メモ
- 高雄から新幹線で約一時間です。
- 高雄の新幹線の駅は「左營」という駅です。
- 高雄駅からも特急の「自強号」がでているので高雄の駅から行った方が便利かもしれないです。1500円くらいです。
注意
嘉義に限らずですが、新幹線や自強号の指定席を取って自分の席に座ろうとしても、必ず台湾人の誰かが先に座ってます。毎回です。
「そこは私の席です」とアピールすればどけてくれるのですけどね。毎回ってのがよくわからないところです。お国柄なのでしょうか?
混んでいる自由席でも人の少ない指定席エリアで誰も座っていなければ自分たちが座る。その席の持ち主がきたら、よそへ行く。
私だけでなく、そんな感じで困ってる日本人を何度か見たことがあります。小さい事なので気にしても仕方ないのですが、毎回になると「ん!」となりますね。
KANO(嘉義農林高校)の世界を満喫
KANO『海の向こうの甲子園』を観てらっしゃらない方のためにあらすじを少しだけ書いておきます。
参考
台湾がまだ日本に統治されていた頃、まだライフラインも通っていなかった頃、台湾には日本人もたくさん住んでいました。日本で高校野球の監督を務めていた近藤は、挫折して台湾に住み着き、現地の少年たちの身体能力の高さに驚く。
そして、もう一度甲子園を目指すことを決心する。嘉義農林高校として日本の甲子園大会に出場し、準優勝をする。同時に。台湾現地では、研究者、八田與一がダムを作る事に成功し、街のライフラインを整え、後に神のように崇められる。
嘉義農林高校から日本のプロ野球界に入団したOBもおり、現在の日本人が知らなかったことがこの映画で描かれている。
嘉義市にある檜意森活村(ヒノキビレッジ)
KANOの世界観がそっくりそのまま檜ビレッジに集合していました。
近藤監督(演:永瀬正敏)のおうちを中心に、カフェやらお土産もの屋になっていたりして、ひとつのKANO村が出来上がっていました。私は本当に興奮したものです。カフェでは、写真の通りの背の高いカキ氷を全部たべました。けっこうペロっと行けましたよ。
嘉義、文化路夜市
ここの夜市は出店はそんなに多くはなく、居酒屋的なお店が、店の外にもテーブルを出していて、みんなでガヤガヤみたいなそんな雰囲気でした。私はひとりでもそんな中に入っていくのは平気ですので、美味しく舌鼓をうちました。
台湾料理ってこんなふうに新鮮なお魚を蒸してそのままタレにつけて食べるお料理が多いですね。中華料理屋さんもありますが、それとは違うお料理です。
シンプルイズベスト!野菜を炒めたものとか、包子とかすぐ作れるものが多いです。
そんな文化路夜市の中に、KANOに出てきた実在の人物、呉投手の銅像があります。まあまあ大きいですよ。甲子園でノーヒットノーランをやってのけた後は早稲田大学に進学し、六大学野球でも活躍し、1983年に日本で亡くなったそうです。
台湾、嘉義でのKANO体験まとめ
- 高雄から嘉義までは新幹線でも行けるが自強号に乗って行った方が便利である。
- KANOの世界はヒノキビレッジにセットを固めてある。ヒノキビレッジは嘉義駅から少し離れているのでバスかタクシーで行くのがオススメ。
- 徒歩だと嘉義駅から20分で行ける。林森西路に沿って20分ほど歩くと、忠孝路の交差点あたりで日本式家屋が見え、到着します。
- ヒノキビレッジから嘉義公園に行くのも徒歩20分程度。すぐ近隣からバスが出ている。
- 台湾、嘉義に行けば思い切りKANOの世界に浸れます。
- 『KANO 1931 海の向こうの甲子園』は動画配信で無料で観られます。
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