台湾で最初に行った場所は高雄でした。
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一応、ホテルだけはネットで確保してして、あまり考えないで訪台したんです。台北よりも高雄の方が近かったし。
で、生まれて初めて台湾に行ったのですが。大して期待もせず、マカオに行く前にバンコクに行った経験があったのでバンコクにも行きたいけど、ここは近いところで台湾でしょ。
そんなフラフラした旅って好きなのですよ、私。航空券を予約するにあたって往復で予約するってのも苦手ですね、いまだに。
侯孝賢監督の『悲情城市』に感動し。
台湾高雄市への旅
『悲情城市』って舞台は高雄ではないのですが、九份はそのうち行けばいいな、くらいの感覚でした。しかしこれから台湾に行こうと思ってらっしゃる方は、この映画を観て行った方が楽しいと思います。台湾の歴史が深く理解できた上で訪台する事をオススメします。
いずれにしても物価が安いという事に感動したものですよ!今となっては台湾に何度も行っているのですが当時の高雄のホテルが日本円にして5000円しなかった記憶があります。豪華なビュッフェ形式の朝食つきでした。
貸自転車もあったりして歴史博物館などチョロチョロと出歩いていました。
このホテルです。ひとりで宿泊するのにゆったりダブルベットがありました。ファミリー向けのもっと広いお部屋もありましたよ。
このホテルは六合夜市という有名な夜市から歩いて3分くらいの場所にあったので、とても便利でした。高雄に行ったらまた泊まりたいです。なんせ朝食付きで5000円前後ですしね。地下鉄の最寄駅はオレンジラインの市議會(市議会)駅からも徒歩5分くらいでしょうか。現在でもそんなに高くないはず。高雄に行ったらまたここに泊まる予定です。
私は六合夜市を歩いて通っていたので美麗島駅をよく利用しました。世界で一番きれいな駅と言われている駅です。本当かどうかはまだわかりません。
ホテルからは愛河(アイフーと呼ばれる河です)も近くて。夜になったら夜景がきれいで涼しかったです。
高雄は空港から市の中心までとても近いです。東京では考えられないですが、高雄空港から地下鉄の15分ほど乗って降りればもう市街地ではないでしょうか。
台北も市の中心まで近いのですが、今回はファーストステイではあまり行くことのない高雄に絞って書いていきます。
高雄市について。
.これは旧高雄駅です。
実際には稼働せず、保存している状態です。日本統治時代に作られた建築物ですが、台湾にはこのような建築物がたくさんあります。
日本人から見ると、古き良き時代を感じるでしょう。まるでタイムスリップしたようなエリアが数えきれない程ありますので、こういった部分が日本人には心地よく感じるのだと思います。
高雄市は台湾の南側にある都市であり、気候は熱帯気候。台北とは少し異る気候です。
真夏はとても暑いです。ここ2、3年の東京も同じくらい暑いと思いましたが、高雄市はお昼休みが2時間あります。コンビニの外にも日よけスペースがあり、そこでランチ後のサラリーマンやOLさんがコーヒーを飲みながら寛いでいました。
高雄市立歴史博物館
私は博物館、歴史博物館、美術館が大好きなので、その地を訪れたら必ず立ち寄ります。この高雄市立博物館は、凄まじい228事件をしっかりと説明してくれていて、私は涙してしまいました。
日本の清水建設の建築物です。日本統治時代の清水建設の建築物は台湾のあちらこちらに見られ、とてもノスタルジック感に浸れます。
台湾も地震の多い地域ですが、清水建設の建築物は壊れないのですね。素晴らしいと思いました。
蓮池譚の龍虎塔。
双子の塔があり、入り口も二つあります。台湾では一番良い動物は「龍」であり一番悪い動物は「虎」だと信じられているので、入る時は必ず龍の口から入り、出る時は虎の口から出るよう、案内板にも書かれております。
こう言った建物ひとつとっても台湾らしいですよね。中国と台湾の違いがよくわかります。
豆花にハマる
台湾に行けば、夜市にもあり、オフィス街にもある豆花(トウファ)です。これがとても美味しいです。
どう考えても私は豆腐だと思うのですが、台湾人はこれを豆乳をプリンにしたものだ、と言います。思い切り豆腐でしょ、これ。
まぁしかし豆腐であったとしても、最上の絹豆腐な感じがします。それに薄めたシロップをかけ、トッピングをのせて頂きます。夏はカキ氷をのせて、冬はhotな蜜をかけてたべるので、一年中美味しいスィーツです。私はこの豆花にどハマりしてしまったので、日本に帰国してでも探して出かけます。
値段は30〜50台湾元(日本円で100〜150円〕です。
とりあえず、台湾で豆花の店を見つけたら必ず食べます。1日2回食べる時も珍しくなく、タピオカドリンクのようにどストレートに響くスィーツではなく、じわりじわり染みてくるのがこの豆花なのです。
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【豆花】台湾級クオリティの味を求めるなら「浅草豆花大王」で決まり!
私は豆花(トウファ)という食べ物(スイーツ)が大好きなのですが、それも台湾に行って覚えてしまった味なのです。もはや台湾が好きなのか、豆花が好きだから台湾に行っていたのかさえわからなくなってしまった今日 ...
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初めて台湾に行った時のまとめ。
- 侯孝賢の悲情城市を鑑賞後、いつかは行ってみたいと思っていた。
- その後、珠海〜マカオの旅から一足で台湾高雄市に到着。
- 高雄市立歴史博物館および、日本統治時代の建築物に深くノスタルジックな感銘を抱く。
- 夜市などの文化に触れ、不衛生ではあるが日本の今昔物語をそこに見た。
- まだまだ行き足りないと思い、その後何度も訪台し、最終的には台北の大学で社会人留学を経験し続ける。
- 今年は新型コロナウィルスの影響でどこにも渡航できず現状の私は嘆いている。
- 一にも早い鎖国解除を願っている。
この後私は台湾の穴場である嘉義に行きました。
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台湾、嘉義に行きKANOの世界に浸る。夜市もご飯も美味しい嘉義は台湾の穴場スポット。
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