抜歯してもすぐインプラント手術はしてくれません。
インプラントを植えるとなると、治療が長引きます。 治療の歯が一本ならばよいのですが、検査の結果、思いもよらない部分が悪くなってる事を発見されます。アラフィフとはそんなものです。 歯医者いらずの丈夫な歯をもっていても、加齢によりはのガタ付きは防げず、歯槽膿漏まっしぐらになっていくのです。 アラフィフのインプラント治療は必然的に長引くので覚悟を決めて挑まなければなりません。歯科医と一体になって、毎週通院するという行動が2年近く、またはそれ以上続きます。 私が通う歯科クリニックは、若い方はもちろんのこと、60歳オーバーの方もたくさんいらっしゃいました。 老年であろうと、年齢など関係なく通院している方が多かったです。 担当歯科医は30代数名でしたが、私の歯の悩みなど60歳オーバーの方に比べれば簡単に解決できる事ばかりだそうです。 下記に挙げた事項に心当たりがあれば、一度歯科クリニック検診を受けてみて下さい。
参考
・年齢が45歳以上
・歯茎が下がってきたなと思う人
・こんなに歯がガタガタなのに治療できるのか?と心配な人
・長年、歯の検診などしていなかった人
・以前インプラントの経験があるけど更にインプラントをするのが不安な人
・歯が丈夫な人生を送っていたが、歯槽膿漏かも?と心配な人
インプラントまでのオプション治療
私の場合は、既に抜歯して時間が経過していた歯にはインプラント埋込はOKだったのですが、小さい虫歯を治すために細かな治療を施して貰いました。 例えば歯3本分のセラミックブリッジを掛けている場合、真ん中の歯根はない訳ですから、そこから取りかかれば良いのかと言えば、そうではありません。 根管治療ができなくて抜歯に至った歯は、歯茎を縫い合わせて4ヶ月待ちました。 しかも、歯茎が痩せて骨量も足りてなかったので、歯科医は牛の骨を入れて、私の歯茎を抜い閉じました。
骨を増やすためだそうです。
骨を増やすということ。
その他、目立たない虫歯と歯根の炎症手前状態の歯が数本あったので、治療を施すこと出来ず抜歯した歯もあります。 レントゲンを見て判断しておりました。 私も納得した上でのオペです。 精密根管治療が必要で、でも土台部分に虫歯があり、根管治療出来ず、抜歯した大臼歯には、真空パックに封じた牛の骨を埋め、そこまで大きくない歯には、ハイドロキシアパタイトを埋めて歯茎を縫い合わせました。 出典 その上にブリッジの仮歯を付けてもらい、しゃべりにくいわ、食べにくいわで私も不快な日々を過ごしたわけです。 埋め込んだハイドロキシアパタイトは、後に骨と合体して自分の骨になるそうです。 インプラントよりも、インプラント前の治療とオプションの方が大変でした。 3-4ヶ月は不快感との戦いですから、辛抱するしかないのです。痛みは1日で取れますが、毎日の生活には、特に他人とのコミュニケーションに不自由が出できました。でも辛抱、辛抱。 結果、抜歯した部分には、ハイドロキシンアパタイトやら、牛の骨を埋めて自分の骨の生成待ちをしたのですが、
それぞれ4〜5万かかっています。骨を作るためです。
晴れてインプラントへ。
約4ヶ月の月日を経て、インプラントを植えることができました。 歯科医も部位を見ながら、右上の奥歯、左下の奥歯と食事をしたり喋ったりする際の負荷を最小限に抑えるため、
試行錯誤をしてくれました。頭が下がります。
痛みなども全く無く、慎重に順調に事を運んでくれました。
とても指導が行き届いているクリニックだと思います。 私には見えないところでクリニック経営者の意気込みを感じました。
審美歯科オプション治療まとめ
参考
- 歯茎が痩せて骨が弱っていると、抜歯後すぐにインプラントはしてもらえない。
- 加齢と共に減った自分の骨を増やすためにオプション治療が必要になってくる。
- 動物の骨を移植したり、ハイドロキシアパタイトのようなカルシウム成分を足して行く。
- 費用はインプラントとは別である。
- 最低3ヶ月は骨を増やしながら傷口が回復するのを待つ。
- 待っている間は、他の歯の治療をする。
長年悩んでいた切端咬合が治ることを期待しました。
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